たかやの適当雑記帳

適当がモットーです。

親会社へのグチ

今回は、会社は会社でも、親会社へのグチです。

私が働いていた会社の仕事の割合は、社長なり上役が取ってくる仕事は微々たる物で、大手の親会社からの下請けがほとんどでした。

親会社は、お客さんからの依頼や営業の人が取ってきたものを、いくつかの子会社に振り分けます。

そうやって『◯月◯日に◯件するように』と予定を決められ、私たちがお客さんの元へと仕事に行くわけです。

ところが、2・3日前にいきなり親会社から仕事の追加が送られてくる事が頻繁にありました。

その日の予定件数が少ない時は『まあ、しょうがないか』となるのですが、そんな余裕を言えるのは稀です。

大概は予定件数がすでに1日の仕事量をオーバーしているのに、更に追加してくるという鬼畜の所業を受けていました。

すでに予定を決めているのに、割り込ませて増やすなよ、と苦々しく思ったものです。

親会社には、他にもムカついた事があります。

それは、営業さんのやり方です。

仕事を取ってくるのが営業さんの仕事であり、ノルマなんかがあるのだろうとは思いますが、それを鑑みても現場の人間からしたら許せない事が多々ありました。

営業さんの全てがそうだとは思いませんが、無理矢理なんとしてもお客さんから仕事を取ろうとしているのか、その皺寄せがこちらに来た事が何度もあります。

現場でお客さんに、『営業の人からの電話がしつこいから受ける事にした』といった内容のグチを聞かされます。

仕事前に、お客さんへ工事料金の説明をすると、『料金が発生するとか聞いていない』とか、『そんなにお金がかかるとは聞いていない』なんて事も言われました。

仕方ないから作業の許可を出すお客さんもいれば、お金がかかるならいらない、とキャンセルされるお客さんもいました。

下手すると、その辺のやりとりで30分〜60分時間を無駄にすることがありましたね。

中には作業依頼を出してから、実際に工事を始めるまでに何ヶ月も待った、という事で現場の我々に文句を言うお客さんもいましたが、あれは本当に勘弁してほしかったです。

予定を決めるのは私たちじゃあないし、言われたからといって、どうこう出来るものでもありませんし。

1番文句を言いやすいのが、現場で直接顔を合わせる私たちだから、言いたくなるのはしょうがないかもしれません。

そんな中でとりわけ腹が立ったのは、営業さんが現場を見てもいないのに、勝手にお客さんと作業関連の口約束をする事です。

例えば、本来なら作業代金が発生する仕事を、『それは現場の人間がしてくれますので』と言って無料でやらせようとします。

お客さんにこの作業はサービスではないんですと伝えても、営業さんが無料だと言ったんだから、やってくれとなります。

それで金にならない仕事をした事が何度もあります。

さらには作業開始から終了までにかかる時間を勝手にお客さんへと伝えていた事がありました。

現場に行ってお客さんと話した時、『すぐに終わるんですよね』と聞かれたので、『2時間〜3時間くらいかかりそうです』と答えたら、お客さんが怒り出したんです。

というのも、

『営業の人が作業は30分で終わります、と言っていた!』

のだそうです。

事前にそういう話を営業さんとしていたようですが、お客さんの口からそれを聞いた瞬間に私は内心『はぁ!?』と困惑し、すぐに『ふざけんな!』と頭にきました。

営業さんがお客さんと話をした時はまだ、現場がどういう状況かも分からないし、実際にどういう作業をしていくのかも分からないんです。

現場を見ながら話をしているわけではなく、あくまて電話越しですから。

なのに、まだ何も決まってない状況で、現場を知らない人間が作業時間を勝手に決めるな、と頭にきたものです。

余裕を持って時間を多めに伝えるのならまだしも、どう考えても短時間で終わるわけがないのに、軽々しく口にしないでほしいものです。

営業さんが現場を知らないからと言って、擁護はできません。

知らないなら調べるなり聞くなりすればいいのに、自分で勝手な判断をするのは最悪です。

結局、文句を言われるのは現場の人間なのですから。

この時もお客さんから、30分で終わると聞いたのに、何でそんなに時間がかかるのかと怒られましたよ。


本当にもう、自分がやらかした事なら素直に謝れますが、自分に何の落ち度もないのに怒鳴られるのは納得がいきません。

こういった事が今までありましたので、私はさまざまな業種の現場作業員の方には優しくいようと心に誓っています。