たかやの適当雑記帳

適当がモットーです。

良いニュース悪いニュース

私は毎日ニュースを見ます。

新聞だったり、テレビだったり、スマホだったりと媒体はいろいろです。

人によってはニュースなんてまったく見ない人もいるでしょうし、私以上にニュースを見ている人もいるでしょう。

ただ、最近はニュースを見ていると気が滅入る事が多いです。

国同士の争いや船の事故、学校の暴力問題など、嫌なニュースが多くて嫌になりますね。

昔はそんな事はなかったと思うのですが、仕事をしていたらそれらに意識を割く時間が無かったのに、無職の今は思考できる時間が増えたのも1つの要因かもしれません。

嫌なら見るなと言う方もいるでしょう。

その通りではあるのですが、現代に生きる身としては、情勢を知るというのは大事な事ですし、普段から人とあまり関わらない生活をしているので尚更必要かと思っています。

なので、たまにある明るいニュースは本当にありがたいものですね。

動物や子供のニュースは助かります。どこぞの言い訳や嘘ばかりつく大人を見た後だと、比べるのもバカらしいほどに癒されます。

そういったニュースとは別に、時折りあるニュースにも思う事があります。

電車内で痴漢されていた人が警察の防犯アプリで使ったことで犯人を逮捕出来た

酒に酔った男に絡まれていた女の子をプロレスラーが助けた

これらが、見方としては良いニュースとして報道されていました。

私も、犯人が逮捕されたり、大きな被害が無くて良かったと思ったのは事実です。

ですが、よくよく考えてみると、本当にこれは『良かった』と思って良いのでしょうか?

女性が痴漢の被害に遭い、女の子が酔っ払いに絡まれて嫌な目に遭ったのは事実です。

それはどう考えても嫌な事で、悪い事で、本来なら遭わなくてもいい出来事です。むしろ無い方が良いんです。

犯人が捕まったから良かった

怪我をしなかったから良かった

確かに、より酷い目に遭うよりはマシかもしれませんが、遭った人にしてみれば『マシ』なわけがないんですよね。

防犯アプリや助けてくれる人がいるからといって、嫌な目に遭っても良い理由にはならないわけですから。

ただ、心を強く持つ事が出来るようになるのなら、少しはマシかもしれません。

あとニュースではありませんが気になったのは、動物ものの動画を流すバラエティを見た時のことです。

ハイハイしていた赤ちゃんを猫が引き止めていたのですが、その先には開いたドアと下りの階段がありました。

猫は赤ちゃんが階段から落ちるのを助けた、ということで『猫がスゴイ』とかそういう事を伝えたいのだろうとは思いますが、私が思ったのは、

何で親は赤ちゃんがいるのにドアを開けたままにしてるんだ?

というものでした。

たまたまドアを閉め忘れていたのかもしれませんし、赤ちゃんがベッドの外に出るとは思っていなかったのかもしれません。

それでも、映像の最後に出て来た親が笑顔でいるのを見ると、どうにもモヤモヤしてしまいましたね。

不注意で子供が怪我をしていたかもしれない上に、下手すれば死んでいた可能性だってあるのに。

助かったんだから良かった、なのでしょうけれど。

エンタメですから、堅苦しく考えずに肩の力を抜いた方が良いのでしょうが、どうしても考えてしまいますね。

といったわけで、あくまで私の偏見混じりの意見でした。

 

散歩中の1枚