たかやの適当雑記帳

適当がモットーです。

仕事で行ったお客さんち ヤバイ?編

どうも、たかやです。

仕事で行ったお客さんち、今回は『ヤバい?』です。

どうヤバイかは、読んで確認してみて下さい。

あれは、2年くらい前でしょうか。

とあるスーパーの横にある空き地に、平屋の建物が2つほど建っている所へ仕事に行った時の事です。

自動車が50〜70台くらいは停められるくらいの広い敷地でした。

2つの建物は、何かイベントなりセミナーなりに使うような感じの建物でしたね。

朝一番で作業を始めた私と同僚でしたが、9時ごろを過ぎた辺りから、敷地内へと人が集まり出したんです。

自動車、自転車、徒歩と移動手段はさまざまで、男女は問いませんでしたが、集まって来た人たちは皆んな高齢者ばかりでした。

地域の老人会の集まりか、クラブのようなものかと思い、結構な人が集まって来るのに多少驚きつつも、気にせず作業をしていました。

外の作業を終えた私が室内に入り作業をしていると、隣の部屋から作業を依頼したお客さんの声と、おじいさんおばあさんの笑い声がちょいちょい聞こえて来ます。

お客さんはマイクを使っているので、結構はっきりと喋っている言葉が聞こえるんですけれど、その内容に私は『あれ?」と首を傾げてしまいまして。

お客さんは、自分が昔いろんな所に住んでいて、あんな事があった、こんな事があった、と面白おかしく話しながら、高齢者の方々を笑わせていました。

そこまでは良かったのですが、最後の方になると、

「私たちは、こうこうこういう商品を扱っています」

「最後まで話を聞いてくれた皆さんには、割引きでお売りします」

みたいな事を言っていたんです。

これってもしかして、ヤバイやつじゃないのか?

と内心思いつつも、私の側にはスーツ姿の男性が2・3人いたのですが、流石に真正面から『これって催眠商法ですか?』とは口に出来ません。

下手して下手な目に遭うかもしれない可能性がありますから。

ちなみに催眠商法とは、お年寄りなどをたくさん集めてトークをしながら警戒心を解き、最終的にさまざまな商品を買わせる事です。

催眠術的な手法を使う事から催眠商法と言いますが、他にSF商法や餌付け商法とも呼ばれたりするそうです。

結局、私はセミナーらしきモノが終わる前に仕事が終わってしまったので、途中でその場を去る事になりました。

頭の片隅で気になっていた私は、会社へ戻った後に、同僚の何人かにこの事を話したのですが、やはり皆んな「怪しい」と口を揃えていました。

確実な証拠があるわけでもなし、頭からケツまでハッキリと話を聞いていたわけでもないので、絶対にそうとは言い切れない所もありますが、それでも、念の為に警察にでも通報しておいた方が良かったかな、と後ろ髪を引かれています。

これが、私の勘違いである事を祈るばかりです。