どうも、たかやです。
兵庫県、尼崎市の個人情報入りのUSB紛失に伴う情報漏洩問題。
ニュースを見るたびに、たくさんの『ありえない』やらかしと言いますか、問題がありました。
すでにニュースでご存知の方も多いでしょうし、今更挙げていく事はしませんが、呆れてしまいますね。
ちなみに私が以前働いていた会社では、情報漏洩はなかったかと思います。私の知る限りではありますが。
ただ情報漏洩に関しては、朝礼の時に何度か話はありましたね。
子会社の人間である我々がやらかした場合、最低ウン百万円ほどの賠償金を払うはめになるそうです。
その後に別の子会社がやらかしたら、その賠償金額が都度上がっていくそうな。
この賠償金というのは、あくまで親会社に支払うお金だそうなので、情報漏洩された人から訴えられたら、別に支払わなければいけません。
実際にやらかした人達の事例も何件か聴かされましたので、幾つか紹介します。
1つ目は、とあるマンションで置きました。
どこぞの作業員が、お客さんの情報が書かれた書類を外に落としてしまったそうです。
そして、書類を拾った第三者が、落とし物としてマンションの掲示板に書類を張り出してしまい、複数の人の目に晒される状況を作り出してしまったそうです。
2つ目は、作業員が悪用したケースです。
お客さん家で作業を終えた作業員が、後日、プライベートでお客さんの所へ行き、LINEを交換しようとしたそうです。
業務上知り得た情報(住所や電話番号)を、私的な事に悪用したものですね。
3つ目は、不用意にメモをとってやらかした話です。
とある現場で、作業員が電話をしながらメモを取った後、それを仕舞ったり処分したりせずに、外の人目のある場所にしばらく放置していたそうです。
何だかんだで結構いろいろと起きているものなんですよね。
警察沙汰になっていないだけで、人知れず起きている事もあるでしょうから、ニュースなんかで見ないから大丈夫なんだと思い込むのは、ちと危険かもしれません。
私が働いていた時は、個人情報が記載されている書類を持ち出す時は、必ず事前に枚数を確認して記録し、専用のファイル入れで現場へ持って行き、現場ごとに終わった後に枚数を確認し、会社に戻ってきたらまた枚数の確認をして記録するようになっていました。
タブレットを持って行く時は、タブレットを立ち上げるのにパスワードを入力し、アプリを立ち上げるのに別のパスワードを打ち込むようになっています。
更にこの2つのパスワードも月ごとに変更する仕様になってましたね。
USBなどの外部機器は使用していませんでしたので、尼崎市の様な事はそうそう起きないとは思います。
ですが、どんな対策を取っても100%確実なものはありえないので、常に危険性を意識しておく事と、ミスを前提にした対策がやはり大切なんでしょう。
あとあと何も起きない事を願うばかりです。
ふとした疑問ですが、無職の個人情報って欲しい人いるんですかね?