たかやの適当雑記帳

適当がモットーです。

宗教体験談

どうも、たかやです。

先週に起きた事件の為、宗教関連が話題になっていたので、私の幼少期の体験談を書いてみようかと思います。

当時、小学生だった私は毎年、隣県のとある親戚の家に泊まりに行っていました。

その親戚に誘われたか何だかで、親戚含め私の家族でバスに乗って出掛ける事になったわけです。

バスに乗っていくつか県を跨いで、結構な距離を何時間も走ります。

子供だった私には、座席に座ってただじっとしているのが苦痛だったので、今は懐かしのゲームボーイをやったりして時間を潰してましたね。

やがて着いた所には、広大な敷地に白くてでっかい建物と、巨大な観音像らしき物が建っていました。

バスから降りると、私たち以外にも津々浦々からバスで集まって来た人たちがいまして、その中に混ざってゾロゾロと建物の中へと入って行くと、あっちこっちと歩かされるわけです。

昔過ぎて記憶があやふやですが、5メートルくらいの観音像だったりそういった物を横目に歩き続けて、広間にてやっと座る事が出来ました。

そうしたら今度はお経の書かれた冊子を渡されます。

お経には一応ルビが振られていましたが、子供にはサッパリですよ。文字の意味も何も分からないから見ても何も面白くありません。

でも渡されたという事は読まなければならないわけで、しかも読経させられる羽目になってしまいました。

広間に集まる沢山の人たちが、一心不乱にお経を唱えている光景はある意味凄かったですね。

私にしてみれば、長時間に渡って意味も分からない面白みも無い楽しくない事をやりたくもないのにしなければならない訳で、地獄のような時間でした。

合間に何か説法のような物を受けたような気もしますが、何十年も前の事なのでまったく覚えていません。たしかあったような気がする程度の記憶です。

諸々が終わりバスへ戻ると、帰り着くまでまた延々と座席に座り続ける苦行にあったわけです。

とまあこんな感じの出来事がありました。

当時の私にはそれが宗教施設で、勧誘されたりしていた事など全然知りませんでした。

むしろそういう事にはまったく興味がなかったし、良さが針の先ほども理解できなかったので、以降は親戚に誘われてもずっと断りまくってましたね。

献金やら霊感商法やらが話題に上がっていたので、先日親に当時の事を聞いてみたところ、「何かを買わされたりとかそういうのはなかった」と言っていたので一安心です。

そもそも我が家は貧乏なので、そんなもんに支払うお金があるわけがないのですけど。

親戚にもそういった事はなさそうです。

だからと言って、その宗教団体が真っ当なものなのかどうかは不明ですが。

ちなみに親戚の家に泊まるさい、布団を敷いて眠る部屋に仏壇があるのですが、そこはずっとテープだかCDだかで延々とお経を流していました。

両開きの扉を閉めてはいるのですが、完全にシャットダウン出来ておらず、小さく漏れて聴こえてくるんです。

夜中、布団の中で横になっている時にボソボソと聴こえてくるお経。しかも自分の部屋ではありません。

怖すぎますよ!

漏らしたらどうするんですか!

親戚は悪い人たちじゃあないんですけどね……。

あれは本当にやめて欲しかったですね。

以上が私の宗教体験でした。

あれのおかげと言って良いのか分かりませんが、私は宗教関係に拒否反応が出るようになってしまいましたね。

拝むのは自然で良いです。