たかやの適当雑記帳

適当がモットーです。

朝礼に出ない理由

どうも、たかやです。

私が働いていた会社では、毎日朝礼がありました。

小さな職場なので、社員全員が一堂に介し、ラジオ体操で体を暖めたら朝礼が始まります。

終わったら作業車に乗って現場に行くのですが、私が居た部署の人間は、私含めほとんどこの朝礼に出ませんでした。

理由としては、このブログで何回も言ってますが、仕事量が多いからです。

どう考えても1日に終わらない量の仕事を、いっつも背負わされていたので、少しでも早く終わらせるためには早く現場に出るしかなかったんです。

効率良くやれば良いとか、そういう話で済む量ではありません。

作業現場は毎日何件もあるので、1日の移動時間は最低でも1〜2時間はかかります。

ですが作業予定時間にはこれが含まれていません。

下手すると現場移動に片道1時間かかってしまう所もあり、作業時間より移動時間の方が長い時もありました。

そんなわけで、早く仕事を終わらせる為にはその分早く出るしかありません。朝礼に出なければ30分は早く仕事が始められます。

ただし、早出してもお金は出ません。普段の残業代もサービスなのに、早出もサービスでただ働きになってしまってます。

当時はそれが当たり前な状況だったので、何とも思ってませんでしたが、今思えばどう考えてもフザケた話ですよ。

さらにムカつくのが、別の部署の社員の中に陰ながら文句を言う人間がいる事です。

曰く、『あいつらは朝礼に出たくないだけなんだ』そうです。

私は直接言われた事はありませんが、そう思っている人がいたそうな。

加えて、就業時間に終わらずに残業で遅くなった時も、『わざと遅く戻って来ている』と思われていたようですね。

金にもならないのに、誰がそんな事するかバーカ!

しかも、そんな事を言う奴に限って仕事量が大した事なかったりするんですよね。

おまけに更に別の奴は、朝礼後、現場に行く前にコンビニへと毎日寄り道してダラダラした上、早めに終わったら1時間2時間と時間を潰してから会社へ戻って来ています。

その分仕事量を増やしたりするわけでもありません。

私の部署が親会社から仕事量を決めさせられるのに対し、他の所は皆んな自分たちで好きに決めてます。

私たちの方が工程は多いのに、私たちより1件の仕事に対する報酬が高いのでそんな事になってます。

ですから、私がいた部署は離職率が高いです。1年持つかどうか、半年持てば良い方ですね。

人がいないと困るのに、仕事量は多く、残業代は出さず、休みは増えずに減らされる。

上の役職の人に言っても何も変わらない。

そんな劣悪な環境でも長く続けていた人達は、ただ単に転職活動が面倒くさかったり、我慢強かったり、煙草が吸えるからだったりします。

私は転職活動が面倒くさかったり何だりでしたが、我慢も限界になったので辞めました。

後悔はしてません。私にとっては正しい選択でしたね。

そう言えば、同僚の1人が朝礼に出ない理由の中に、社長の顔を見たくないから、というのがあり、しかもそれが最も大きな理由だそうです。

さすがブラック会社の社長です。