たかやの適当雑記帳

適当がモットーです。

仕事で行ったお客さんち 子ども編

どうも、たかやです。

仕事で行ったお客さんち、今回は『子ども』編です。

前職で部署が変わってからは、お客さんの家の中での作業が多かった事もあり、必然的に顔を合わせる機会も多くなりました。

春夏冬の長期連休や日曜・祝日など、休みの時はお子さんが家にいることも多いので、顔を合わせる頻度が上がります。

昨今はコロナ禍というのもあり、余計に増えましたね。

さて、0〜5歳くらいのお子さんの場合、私が持ち込んでいる作業道具が気になって触りたがる事が多かったですね。

作業でふっと目を離した隙に、ハイハイなり歩いたりで近付いて来ていて、何かしら手に持って振ったり、バシバシと手で叩いたりとかがありました。

その度に親御さんが、「こらっ!」と言ってやめさせるのですが、なかなか諦めずにしつこい子もいましたね。

6〜10歳とかぐらいになってくると、今度は自分の持っている物や作った物などを見せてきます。

男の子の場合が顕著で、「見て見て」と言いながらロボット系のオモチャを持ってきて、カチャカチャと変形シークエンスを披露して来ますね。

夏場には、カブトムシだったりその幼虫だったりを「すごいでしょ、大きいでしょ」とわざわざ虫かごから出して見せてきます。

他にも、仕事道具を見て、「これなに?」を連呼してくる子どもや、作業車を見にわざわざ外に出てきたり。

小学生男子は特に作業車を動かしているのを見ると、「すげーー!!」と大声を出してましたね。

よほど仕事に追われていない状況で、そうしつこくもなければ優しい心で応対が出来ますが、心がささくれている時は正直勘弁して欲しかったです。

時々、もしかしたらこのくらいの歳の子どもがいてもおかしくない年齢なんだよな、とか考えたりもしましたね。

反面、子育て大変そうだなぁ、とも感じますが。


最後に、子ども相手で1番印象に残った出来事を書きます。

とあるマンションへ仕事に行った日のことです。

ちょうどそこが最後の現場で、珍しく17時前に終わった事もあり、今日は早めに帰れるぜ、と思いながら作業車に乗ろうとしたその時、声を掛けられました。

小学校低学年くらいの女子児童から、遊んでくれと。

何で自分なんだ? と思いましたね。

まあ、周りに誰もいないからなんでしょうけど。

女の子が言うには、中学生のお兄ちゃんがいるけれど、帰ってくるまでまだ時間があって、その間暇だから遊んでほしい、だそうです。

いや、勘弁してくれ。

というのが感想です。

仕事終わりで疲れてる中、せっかく早く帰れると思ったのに、赤の他人の女の子に付き合っていたらいつ解放されるかわかったもんじゃありません。

酷いと思われるかもですが、本心です。遊んであげればいいじゃないかと言われるかもしれませんが、私は丁重にお断りしたい所存です。

なので、女の子を傷付けないよう、丁寧に遠回しに嫌だ無理だと説明したのですが、

「遊んでくれないなら泣く」

と脅されました。

言われた瞬間、私の負けが確定しましたね。30過ぎたおっさんが小学生に完膚なきまでに、です。

もし、実際にそんな事になってしまったら、最悪私の人生終わるんじゃないかと嫌〜な想像をしてしまいましたよ。

というわけで、泣く泣く女の子と遊ぶ事になりました。

まあ、軽く話したり、追いかけっこしたりと、マンションの駐車場で出来るような簡単なものでしたけどね。

とは言え、小学生の女の子とおっさんが走り回ってる絵面はどうなんでしょう。

本物の親子なら何の心配もないでしょうけど、私は小心者なんで、内心戦々恐々としてましたよ。

とりあえず1時間程度遊んであげたら、最後に『ありがとう』と書かれた感謝の手紙をもらいました。心がほっこりしました。

でも、あんなに神経を使い、すり減らすような遊びはもうゴリゴリですね。