どうも、たかやです。
この前テレビのニュースで、旅行や遊びに来たら大雨に足止めされ、どこにも行けなくなっていたり帰宅出来なくなっている人がインタビューを受けているのを見ました。
困ったと不安そうにしている人もいれば、何とかなるでしょうと楽観視している人もいたのですが、この人達は天気予報を見て行動しないのかと不思議でなりません。
天気予報を見ればこれから行く所に大雨や雷が発生し、そのせいで移動の足が潰れたり、行く予定の場所が閉まったりする可能性に思い至れるでしょうに。
何故それをせずにまるで何も考えていないかのように行動をし、足止めを喰らって嘆くのやら。
予定を変更して行き先を変えたり、そもそも何処にも行かないという選択肢をどうして選ばないのか。
こういうニュースを見るたびに疑問に思います。
むしろ、見た上でこの行動なのでしょうか?
ホテルや何かの施設の場合、キャンセル料金を取られるのが嫌だからたとえ天気が悪くても強行したとして、現地で結局何も出来ずにホテルにカンヅメなのと、家でどこにも行かないのにお金を払うハメになるのとどちらがマシなんでしょう。
せめて移動だけでもしたかったのか、はたまた行けるのなら帰りだって大丈夫だとでも思ったのか。
どちらにせよ、どんな理由があるにせよ自分で選んだわけですから自業自得ではありますね。
一方で私の方は先日、久しぶりに友人らと集まろうと予定していたのですが、その日は梅雨の真っ只中で朝から大雨が降り、最悪な事に避難警報まで出ました。
流石にこんな日に集まるのは危ないし、正直大雨が降るなか雨ガッパを着てクロスバイクに乗りたくありませんでした。
もちろん面倒なのもありますが、雨風で視界も悪く危険なのでクロスバイクごと倒れたりして事故に遭いたくもありません。
ですから中止にしようとなったのですが、決めた後からだんだんと雨が小雨になっていき、さらにはやんでしまいました。
途中で何回か降ったりやんだりを繰り返しているのを窓越しに見つつ、
『こんなに天気が良くなるなら集まっておけば良かったな』
と一瞬思ってしまったのですが、もしその通りに出掛けてしまい、運悪く途中で雷雨に襲われて何かしら怪我をしたり帰るに帰れなくなってしまった場合、テレビでインタビューを受けていた人たちを笑えなくなってしまいます。
『行っておけば良かった』
ではなく、
『結果として何もなくて良かった』
と考えられるようにならないといけませんね。
自分は大丈夫だという、何の根拠も保証もない正常性バイアスに引きずられないように気を付けたいところです。