たかやの適当雑記帳

適当がモットーです。

マナーというよりクレームの域に達してそう

どうも、たかやです。

世の中には様々な場面でそれぞれのマナーというものがありますが、それは相手に敬意を示すためだったり、相手を不快にさせないためだったり、自分が常識を弁えた人である事を言動で表すためだったりします。

自分と相手の許容範囲や意識の違いなどによる行動の齟齬を埋めるために、お互いが他者を慮って取る行動、のはずなのですが、昨今はどうも変なマナーが増えているようです。

その一例がこちら。

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なんでも、新一万円札の肖像である渋沢栄一を結構式の御祝儀に渡すのはマナー違反なんだそうです。

理由は渋沢栄一に妾が複数名いたから不貞のイメージがあるとの事ですが、よくもまあそんなどうでもいいマナーを思い付いたものですね。

実際に御祝儀を受け取って中身を見て、「げっ、この一万円の肖像渋沢栄一だ。この人妾が複数居たような人なんだよな、こんなのを御祝儀に渡すなんて何考えてるんだろう、この人」とかなった新婚さんがいたんですかね?

代わりに五千円札を入れて渡した方が良いなんて意見もありましたが、それはそれで「なんでわざわざ細かい方で渡してくるんだ」と、相手に手間を掛けさせる方がよっぽどマナーが悪い気がしますが、どうなんでしょう。

私はお金をもらう時に肖像なんてまったく気にした事がありませんし、どうせなら金額の大きい一万円をもらえたほうがよっぽど嬉しいです。

まあ、私は結婚なんて出来そうにないし御祝儀をいただく予定もありませんからどうでもいい話題ではありますね。

あ、でも将来的に親戚の子がもし結婚してもし招待される事があれば御祝儀の準備をしなければいけなくなるので、まったく無関係とは言えないかもしれませんが、その場合こんな面倒なマナーは絶対普及してほしくありません。

どれだけ気をつかわせるつもりなのやら。

ようやく秋を感じるようになりましたね。



なんだか昔やったトランプの大富豪を思い出しました。

マナーではありませんが地域ごとのローカルルールがいくつもあり、それを押し付けられたせいでオーソドックスなヤツしか知らない私にはちんぷんかんぷんで意味のわからないゲームになってしまって全然楽しめませんでしたよ。

ルールやマナーはお互いに知っていてなおかつ受け入れているからこそ成り立つものですから。

こういう行きすぎたマナーや意味のない誰が得するんだと言うようなマナーは、もはやマナーというよりはちょっとしたクレームの域に達しているような気がします。

その内マナーハラスメントなんて言葉も出てきそうですよ、このままじゃあ。


本当に他人との付き合いは面倒が多くて嫌になります。

やはり家にこもっているのが1番ですね。