たかやの適当雑記帳

適当がモットーです。

トイレのドアが改造されてしまいました

どうも、たかやです。

我が家のトイレのドアが自動で閉まるようになりました。

というか、私が知らぬ内にいつの間にか勝手にそんな改造がされていました。

発端は、トイレのドアを静かに閉められない父が母に注意されたからです。

我が家は築年数が半世紀を超えた古い家ではありますが、トイレのドアは私たちが入居した時からスムーズに開閉していました。

変に建て付けが悪くなっていたり歪んだりしていないのは助かりましたが、ドアがスムーズに動く分、閉める人の力加減で閉めた時のバタンという音が大きくも小さくもなります。

そして、父はそんなドアをそっと閉められずに毎回勢いよくやってしまう人でした。

母の部屋がトイレに近いのもあり、早朝でも夜中でもバタンバタンとやられていてついに耐えられなくなったので注意をしたというわけなのですが、そうしたら父は何故か『じゃあドアを静かに閉めよう』という考えにはならず、『じゃあドアが勝手に閉まるようにしよう』という結論に至ったみたいなんです。

後日、私が自分の部屋にいると何処からか電動ドライバーの音が聞こえてきて、気付いたらトイレのドアに金具が取り付けられていました。

こんなんが付いてます。



真ん中の部分におそらくバネが入っていて、その反動で手を離したら自動でドアが閉まるようになっているのだと思いますが、正直言ってコレ、父以外にとってはいい迷惑でしかありません。

ドアは手を離せば自動で閉まりはしますが、ゆっくりと動きはしても静かにそっと閉まるわけではなく、結局最後にバタンと大きな音がします。自分の手で閉めていた時の方がよっぽど音が小さいので、かえってうるさくなりました。

対策としては、ドアが閉まる直前まで待ってからノブを握り、動きを止めてからゆっくり押す、という自動で閉まる恩恵が微塵も感じられない面倒くさいドアになってしまいました。

元々ドアを閉める音がうるさいのは父だけだったので、父本人だけが注意して静かにゆっくりドアを閉めればそれで万事解決だったのに、何を血迷ったのか誰にも相談せずに勝手に材料を買ってきて、何も言わずに金具を取り付けてしまいました。

おかげでドアを閉めるのが面倒になっただけではなく、開ける時も金具の中にあるバネのせいで余分な力が必要になってしまい、まるで建て付けの悪い家みたいにドアが重く感じます。

本当に最悪ですよ。

音を小さくしたいならゆっくり閉めるか、戸当たり用のテープでも貼れば良かったのに、わざわざ手間ひまかけて面倒くさいドアにするなんて。

これ、中でも最悪なのがトイレ掃除をする時なんです。

ドアが勝手に閉まるから常に開けたままに出来ないので、トイレブラシや床のワイパーなどの掃除道具を持ってくるのにいちいちドアの開け閉めを繰り返す羽目になり、床を拭いたり新聞紙を敷く時にはドアが閉まってると中が狭くて動き辛いので、ケツでドアを押し返しながら作業をしないといけないのでやり難いったらありゃしません。

些細な事かもしれませんが、それが何個も何個も何回も何回も重なると本当にイライラします。おまけに自分に非がないので余計です。

これではトイレ掃除のたびにストレスが掛かってしまうのでドアストッパーを使って勝手に閉まらないようにしようかとも思いましたが、わざわざお金を使いたくありません。

そう言えば使っていない突っ張り棒があったのを思い出し、これを試してみたらドアストッパーの代わりになったので余計な出費の発生が無くなって助かりました。


 
しかし、金具ひとつでここまでイライラさせられるようになるとは思いもしませんでしたね。

父には家で何かをする時には事前に家族に相談するようにとは言いましたが、これまで何かを注意しても改善された試しがありませんから、まあ期待せずに注意したいと思います。