どうも、たかやです。
九州は福岡県で起きたこちらのニュース。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d940ec03750d9f0b9ed32d06b465813d66911c3
老舗旅館が本来なら週に1回以上は行うべき大浴場のお湯の交換を年に2回しか行っていなかった。
だというのに、保健所の調査には「湯の取り替えは適切だった」などと虚偽の報告をしていた。
消毒用の塩素の注入も怠っていた。
さらには発覚後の社長が言った、「毎分70リットルのお湯を入れているが、それで入れ替わっていると認識していた。認識が甘かった」というセリフ。
いやはや、私は初めて聞いた時には呆れてしまいましたね。
まずはお湯の交換ですが、週1回の決まった日に交換するのを忘れたので次の日にしましたとかならまだ良かったです。
人間誰しもミスはありますから。
ところが年に2回しかしていないとなると、もう完全に確信犯ですしやる気もやるつもりもなく、何か問題が起きなきゃ大丈夫だろうと考えていたとしか思えませんね。
実際は問題が起きてそれが元で発覚したわけですが。
そうじゃなきゃバレるまでずっとやり続けていたんでしょうね。
何とも杜撰な体制が明らかになりましたよ。
お湯を全交換しなくても、お湯を毎日入れていれば大丈夫なわけがありません。
料理屋のタレじゃないんですから、自分ちのお風呂のお湯の継ぎ足しを何ヶ月もする人間なんて普通いませんよ。
消毒用の塩素も、「臭いが嫌だった」とか言って使わなかったみたいですが、だから使わなくてもいいだろうってそうはならないでしょう。
消毒するのは何のためか、しなかったらどうなるのかを考えた事がないのかと呆れてしまいます。
温泉のお湯は無菌状態だとでも思っているんですかね?
おまけに去年の10月に行われた旅館の自己検査では規定値内に収まったなどと報告していたようですが、11月に行われた保健所の抜き打ち検査では基準値の3,700倍の菌が検出されたとありますから、よくもまあのうのうと嘘がつけたものです。
この件については私がニュースを知った次の日に友人からLINEで連絡が来たのですが、この友人は昔この老舗旅館に就職して働いていた時期があるそうです。
とは言え20年以上も昔の話ではありますので、流石に友人が働いていた時にあんな杜撰な事はしていなかったとは思います。いや思いたいです。
一応違反は4年ほど前からやってたらしいですけど。
友人曰く、社長はあまり尊敬出来る人柄ではなかったようですね。
いくつか簡単に例をあげてくれましたが、まあちょいと眉を顰めるような事をやらされたようです。
そう言うのを目にすると、『あぁ起きるべくして起きたんだな』と納得しました。
社長やその下で管理をしていた人なんかは自業自得でどうでも良いのですが、何も知らなかった他の従業員や宿泊客はいい迷惑ですよ、ほんと。
下手すると死人が出ていた可能性もあるのですから、ちゃんと厳しい罰を与えてほしいものです。
あとは他の温泉旅館でも同じような事をやってるんじゃないかという風評被害がないかが心配ですね。
リラックスする為の温泉でイライラするなんてイヤな話ですよ、ほんと。