どうも、たかやです。
なんとも身に覚えのある記事があったので紹介します。
『無駄な仕事あるある』という事で、頷ける人も多いのではないでしょうか?
無駄なチェックリスト
これはもう何かしら事件事故が起きると1番簡単な対策として上が『やったつもり』になり、『効果がある』と思ってしまう典型なのでしょう。
私が前職で働いていた時も、もちろんチェックリストは増えました。
よその会社がやるべき事をやらずにミスしてやらかしてしまい、その対策として親会社がそこだけではなくちゃんとやっている自分達など他の下請けにまで同じ対策をとらせようとします。
現場ごとにチェックシートへ毎回レ点のチェックとボールペンでの記入を行わなければなりません。ひとつひとつの量としては大した事はないけど仕事に追われる自分たちにとっては非常に面倒くさい上に、やる事が増えても給料が増えるわけじゃないから本当に嫌々やってましたね。
毎日何枚も用紙をコピーしなくてはいけないので紙の無駄遣いだし、適当だったり惰性で書いてこれを提出したところで誰かがちゃんと確認しているのかすら怪しく思えるシロモノでしたから、対策として実際に効果があるとはどうしても思えませんでしたね。
チェックシート以外でも、現場で少しでも危険を伴う作業をする時は安全対策をきちんととっていますよ、という証明のために現場の写真を撮ってサーバーに送り、それから電話で写真の不備を確認してもらってから作業に入る、というチェックもありました。
これも写真を撮って送るだけで数分かかり、さらに電話をかけて許可が出るまでにさらに数分かかります。
電話をしてもすぐに相手が出てくれるわけではありませんし、写真撮影と送信が必要な作業がひと現場にひとつとは限りません。
下手すると3つや4つ、中には5つなんて現場もあります。
仮にそうなるとひとつの許可取りが終わるまでに5分はかかるとして、毎現場で10分〜25分ほど仕事に費やす時間が増える事になります。
そのくせ1日にこなす仕事の件数は減らないんだからふざけるなって話ですよ。
猛暑の中で熱中症の注意喚起
前職では毎朝現場へ行く前にラジオ体操を行い、それから朝礼をしていました。
真夏のクソ暑い中でもそうです。
日陰なんてまったくない外で、ラジオ体操で体を動かした後ですから余計に汗をかいている中、朝から立ちっぱなしで太陽に肌をジリジリと焼かれつつの朝礼でした。
まさしく記事のとおりに熱中症になりそうな環境で熱中症の注意喚起を受けるという矛盾したわけの分からない状況でしたね。
おまけに冬は冬で手がかじかむような寒空の下で朝礼が行われ、「風邪をひかないよう体調管理に気をつけて」なんて言われたりもしました。
たまに親会社の人がスマホ越しにリモートで朝礼に参加してましたが、普段より長くなるのでさっさと話を終わらせてほしかった。
エアコンの効いた会社の中は快適かもしれませんが、こっちは炎天下だったり厳寒の屋外にいるのにのんびり長々としゃべられるのは本当にキツいです。
とまあ他にもいろいろあって朝礼に文句がてんこ盛りですが、朝礼自体が悪いわけではありません。
ラジオ体操は体調の確認、朝礼で服装や携行品の確認、注意事項の伝達など大切な事もあります。
どうにかして無駄だったり意味の無い所だけでも削ったり改良して必要最低限になってほしいものです。
辞めてから3年ほど経ちますし今の私には関係のない話ではありますが、今年の夏もまた外で朝礼を続けているのでしょうか。
年々暑くなっていってるのに、まさかねえ。