今日はとても暖かく、天気も良かったですね。
桜も綺麗で絶好のウォーキング日和でしたが、外気温が20度を超えた中を歩いていると、むしろ暑くてかないません。
どうも室内との温度差が大きくて服装を決めるのが難しいです。
さて、あれは3〜4年前の冬のことです。
会社の朝礼が始まるのを待っていた時、ふと私が手のひらを見ると、何だか黄色く見えることに気付きました。
横にいた同僚の手とも比べてみたら、明らかに私の手のひらの方が黄色いんです。誰が見ても分かるレベルで、です。
なんでだろう、と首を傾げましたね。
ミカンを食べすぎると手が黄色くなる、という話を以前テレビだか本だかで見て覚えていたので、それが真っ先に頭に浮かびました。
いわゆる『柑皮症』ですね。
ですが、だとしたらおかしいんです。
そもそも私はミカンを毎日食べていませんでしたし、一気に大量に食べたりもしてません。
当時、特に変わった食生活をしていたわけでもありません。いたって普通でした。
なら、他にどういった理由があるのだろう。
そう思っていると、同僚の誰かが、「それ黄疸じゃないの?」と言い出したんです。
黄疸とは、簡単に言えばビリルビンという黄色い色素が血液中に増加、全身の皮膚などに付着して黄色くなる状態のことを言います。
本来ならば、ビリルビンは肝臓で処理をされるのですが、肝機能が異常を起こしたり低下したりすると、黄疸として手のひらや白目の部分に症状が出るようです。
私の手のひらを見た当時の上司が、もし本当に黄疸だったらまずいからということで、朝イチで近場の医院に行くことになりました。
この時期はまだ部署が変わる前で、いろいろと余裕がある所だったので、すんなりと病院に行けましたね。
去年、一昨年なら考えられない事態です。
何はともあれ、医院に行ったは良いのですが、今まで行ったことがなかったので、診察券を作ることになりました。
仕事柄、怪我をする可能性が高いので、普段から保険証は持ち歩いていた為、サクサクと手続きは終わりました。
ただ、いつも持ち歩き過ぎたのか保険証の文字が結構な掠れ具合で、看護師さんに「早めに作り直した方が良いですよ」と言われてしまいましたよ。
そして医師からの診察や血液検査をしてもらいました。
結果は、黄疸ではありませんでした。血液に異常はないとのことです。
流石に大丈夫だろうとは思っていましたが、実際に結果を聞くまでは若干の不安がありましたから、ホッとしました。
ただ、そうなると何故私の手のひらが黄色い原因が分からないままになりますよね。
ところがどっこい、最初に思い浮かんだ『柑皮症』で合ってました。
生活習慣を始めいろいろと思い返して考えていたのですが、もしかしてと思いあたるモノがありました。
それは、『野菜ジュース』です。
年齢だけはいい大人ですが、私は基本、野菜がそんなに好きではありません。まったく食べないわけではありませんし、意識してある程度は摂るように心掛けてますが、1日に必要な摂取量には到底及びません。
なので、不足分を少しでも補おうと健康のために野菜ジュースを飲むようにしていたんです。
その野菜ジュースには、ニンジンやらカボチャやらの緑黄色野菜が含まれていて、色が黄色いんですよね。
そんな黄色い液体を毎日毎日飲んでいたので、手のひらが真っ黄色になってしまったようです。
試しに、今まで飲んでいた野菜ジュースを、黄色いやつから紫色の野菜ジュースに変えてみた所、数週間後には手の色が戻っていました。
自分の身体で実証してしまったわけです。
後で調べてみたら、最近では野菜ジュースやオレンジジュースでもなる人が結構いるとの事で、一時的に飲むのを控えれば治りますが、そうでなければ病院へ、とのことです。
もし黄色い野菜ジュースを飲んでいる方がいたら、一度手のひらをご確認あれ。