たかやの適当雑記帳

適当がモットーです。

会社員時代より無職生活の方がやりがいも熱意もあります

どうも、たかやです。

今日はこの間見つけたこちらの記事についてです。

news.yahoo.co.jp

仕事にやりがいを感じ、熱意を持って生き生きと働いている日本人の割合はたったの5%だそうです。

まあそりゃそうですよね、と私にしてみれば驚くような事でもなく納得の数字でした。

大概の会社員の搾取されまくりな給料では働けど働けど生活の質は上がりませんし、そのうえ仕事が楽だというわけでもありません。

一部の労働者を除けば働きたいから働いているわけではなく、働かなきゃいけないから働いているだけです。

やりがいなんてモノは自分を誤魔化し上司に誤魔化される言い訳程度の役にしか立ちません。

やる気や熱意は有限ですから無限になんて湧き続けませんし、お先真っ暗な将来が思いっきりそこに蓋をしてくる始末ですよ。


現状は未来に希望が持てる要素がほぼほぼありません。一部の上級国民とか大金持ちとかだけじゃないですかね、懐が潤っていて老後も余裕なのは。

 

私もうん十年と働いていましたが、やりがいや熱意があった期間の方が短かったと思います。

最初の職場である工事でライン作業をしていた時は、私に向いていたようで比較的楽しく出来ていました。

同じ作業をずっと繰り返すだけなので、無意識で出来るくらいに手や目や体が慣れてしまえば頭の中ではまったく関係のない事を考えたりしていても問題はありませんでした。

それがラインの管理をする方になってしまうと、あれこれ先を読んで考えて動いたり、備品に材料に作業者にと考える項目が一気に増えてしまって全然楽しくなくなりました。

基本、私は一点集中型なので、ちょっと離れた所から俯瞰で観るような仕事とは本当に相性が悪いです。

毎日同じ作業の繰り返しに比べてやる事も考える事も残業も増えまくって、人見知りで口下手なのに年齢性別性格もバラバラな人達の顔と名前を覚えてコミュニケーションも取ってと本当にキツかったですね。

あの頃は寝るのも起きるのもどっちもメチャクチャ嫌でした。

寝たら明日が来てしまう、起きたら仕事に行かなければならない。

ため息ばっかりでした。

新製品を作り始めてから落ち着くまでの数ヶ月間は本当に地獄でしたね。

ですが、誰もが作業に慣れて来て初期不良やら問題やらが出なくなってくると天国に変わります。

作業に余裕が出来てミスが減ると手直しや対策に取られる時間も減り、一日の予定数を作るのが間に合わずに残業をする事もなくなるので定時で上がれるようになりました。

全体を通せば短い期間ではありますが、そんな日々もありましたね。


ちなみに前職の方でのやる気は最初の数年しか保ちませんでしたね。

最初の方はお客さんから直にもらうありがとうの言葉や、電柱を建てたりなんだりで直接目に見えて成果がわかる物を扱っていたからやりがいが生まれたりやる気が搾り出せていました。

ですが、だんだんとそれでは耐えられなくなっていきます。

外仕事で肉体労働と過酷な割には仕事量が増えていくばかりで、そのくせ休みや給料が多いわけでもなくむしろ少ない方でした。

みなし残業なので何十時間残業しても数千円しかもらえず、おまけに休みは週に一日どころか月に一日になる時が何度もありました。

そんな環境でずっと働いていたらやる気や熱意なんてあっという間に枯れてしまいますよ。

やる気を出したところで早く終わるような仕事量でもありませんし、一生懸命働いたところでそうそう報われる事もないので熱意を持って生き生きと働くなんて出来やしません。

それでも稼がないと生きていけないので、ほんと生活のためだけに働いていましたね。

やる気もないし熱意もないしやりがいもないし楽しくもないし、残業代は出ないし給料も少ないし休みも少ないし、ないないばっかりでした。

無職の今はお金はないしやる気もないのには変わりありませんが、休日は腐るほどあるのでこれまで休めなかった分を満喫しています。

むしろ無職生活を送り続ける事に対しては、やる気と熱意とやりがいをかつてないほど持てていると思います。

なんとか今の環境を手放さないで済むよう必死にしがみついていきたいです。