どうも、たかやです。
Yahoo!ニュースを見ていた時に見つけたのがこちら。
教師の残業代や時間に関する話です。
例として、月給30万円の教師なら残業代が1.2万円から3万円になるみたいですね。
ただし、残業時間が月80時間でも20時間でも金額に変わりはないようですが。
時給でもらうわけではないので、つまり定額働かせ放題なのは変わらないみたいです。
まずは残業代を増やして、段階的に仕事の量を減らしていくようになるのだとは思いますが、果たしてどうなるのやら。
とりあえずお金をばら撒いておけば何とかなる的な選挙対策と同レベルの発想ではない事を祈ります。
私も前の会社では、月の残業時間が平均63時間で、最高が97時間になっていました。
誰がどう考えても8時間労働で終わるわけがない量の仕事を割り振られてましたが、上司を通して社長に訴えても馬の耳に念仏でまったく変わりませんでした。
残業時間が月に1時間だろうが50時間だろうが残業代はみなしな為に1万円すらもらえずにいました。
まともに残業代をもらっていれば、毎月50万くらいにはなっていたんじゃないでしょうか。
残業代が出ない分をボーナスにまわすとか出来もしないのにふざけた事を口走っていましたが、本当に欲しいのはお金よりも適正な仕事量と私生活にまわせる時間ですよ。
いや、もちろんお金も欲しいですけどね。
学校もそうですが、ブラック企業での働き方改革だとか人手不足だとかはもうずいぶんと前から問題にはなっていましたが、いまだに話題になり続けています。
下っ端の社員が我慢できずに辞めたり訴えたりする前に、上司や役員などが改善なり対策なりをしてくれたら良いのに。
芽の小さい内に摘んでしまえば、時間も労力もそんなに掛からないのに、大した事ないだろう現状のままで良いだろうとたかを括って放置していた結果、根が太く大きくなって周囲にも悪影響を及ぼしまくってしまい、対処が複雑で面倒な事になってしまいます。
家の維持管理も似たようなものですね。
毎日ちょこちょこと掃除をしたり、定期的に屋根や壁や床の点検をして、不備が見付かったら早めに対処をするようにしていればその分長く住めるというのに、見て見ぬふりをしておいてやがてボロボロになりガタガタになってから慌てて業者へ連絡を入れた所で、直すにはお金も時間も掛かりますし、下手をすれば住めなくなる可能性すらあります。
私の場合、社長が社員の声を早めに汲み上げて仕事の量を少しでも減らしたり、残業代をちゃんと支払ってくれていれば、仕事を辞めて無職になる事はなかったのかもしれません。
まあ、政府みたいな対策を取られて残業代が2.5倍になった所で、元々が低すぎてたかが知れていますからあのまま働き続けるとかありえないですね。
私がいたのはただでさえ辞める人が多い部署でしたから、問題があるのは分かっていたはずなのに。
対策さえしていれば、何十年も働いていた中堅どころの社員を失わずに済んだというのに。
それでも会社は、社会は回ってしまうからダメなんでしょうかね?
それともだからこそ、辞めても良かったと言えるのでしょうか。