たかやの適当雑記帳

適当がモットーです。

時給1,000円以下で働いていた無職

どうも、たかやです。


日本の最低賃金の平均が時給1,000円超えを果たしたそうで、総理は2030年には1,500円を目指しているそうです。

無職の私には今のところ「へ〜そうなんだ」といった感想しかありませんが、ふと前職での時給はいくらくらいになるのだろうかと思い立ってしまったので計算してみました。

一応表向きは1日8時間労働の週1日休みなので、だいたい月に26日働いているので208時間労働になります。

それにプラスで残業が月平均で50時間なのでトータル258時間となります。

当時の給与明細を見ると、令和3年度のとある月の支給合計が250,000円で、いろいろと控除されると200,000円を割ります。

そうすると250,000÷258=約969円となりますので、私はどうやら最低賃金の平均よりも下の額で働いていたようです。

ちなみにこれがサービス残業なしの労働時間で計算をやり直してみると、250,000÷208=約1,202円となりました。

差は233円、小さく見えてチリも積もれば結構な額になります。

もしも残業代をまともに支払ってもらっていた場合、時間外労働には25%を掛けるようになっているのて1202×50×1.25=75,125円が正規の残業代という事です。

サービス残業で月額7,000円の働かせ放題プランではなく、働いたら働いた分だけちゃんと残業代を支払ってくれるまともな会社であったなら、毎月70,000円は追加で稼いでいたわけです。

つまり私は残業代を10分の1で買い叩かれていた上に、サービス残業だから時間内労働の時給単価も減らされて会社にその分搾取されていたとも言えます。

年間にすると72万円ですからなかなかに大した金額です。我が家の1年分の住宅ローンを払ってもお釣りがきますね。

ちなみに月の法定労働時間は160~180時間程度だそうです。

お金も時間も会社に吸われていたわけですから笑えない話ですよね。

そう言えば久しぶりに給与明細を見ていて気付いたのですが、なんと休日手当ても払われていませんでした。

毎月1〜3回は必ずと言っていいほど休日出勤をしていましたので、その分35%割り増しになっていないとおかしいのですが、給与明細には項目はあっても数字は書かれていませんでした。

過去の給与明細を振り返って見てもずっと0のままでしたね。


いやはや、毎年何十万もドブに捨てていたかと思うと会社が腹立たしくもあり自分が情けなくもなりますね。

毎日毎日余分に働いてばかりで給料を得られず、ほとんど使えない代休と有給ばっかり貯めていたわけですから、本当に滑稽な話です。

代わりに労働意欲と会社に対する好感度や忠誠心も0になりましたね。

もしもリタイアやFIREなんて言葉を知らなければ今でもあの会社で働いていたかもしれないわけで、そうしたら身体なり心なりをやられて倒れるか事故ってたかもしれません。

逃げるが勝ちとは良く言ったものです。