どうも、たかやです。
4月になりました。
値上がりの話題や子育て関連の話題が出ていますが、私的に気になるのは自転車のヘルメットが努力義務になった事ですね。
ヘルメットは中学生の頃に自転車通学をしていたので被っていましたが、それ以降はまったくしていませんでした。
前職では高所作業に危険作業に外作業というのもあって、工事用の安全ヘルメットはしていました。
と言うわけで、今回はヘルメットを被って作業をしていた時に起きた事故の話をしようかと思います。
結構血が出ましたし、痛そうな話になるかもしれませんので、苦手な方は読み飛ばしたり覚悟したりしてくださいませ。
あれは、高所作業車に乗って作業をしていた時の事です。
古くなった電柱の建て替えか何かで、既に張られている電話や光回線のケーブルを新しい柱に移し替えていました。
その時に使っていた工具(ケーブルを張り上げたり、緩めたりするのに使います)の持ち手がもの凄い勢いで回転して私の頭を直撃したのです。
順番としては、被っていたヘルメットのひさし部分に当たってから掛けていた眼鏡に当たり、眼鏡が顔から叩き落とされました。
一瞬の出来事だったので、私的には急に衝撃が来たと思ったら視界が歪んでしまったように感じました。
眼鏡がないのに気付いて足下を見たら、レンズは割れているわフレームは曲がっているわと、散々な状態でしたね。
で、さらに悲惨なのが下を向いた瞬間に血がボタボタと流れ落ちて来た事です。
血が出ているわりに何故か痛みが無いので何処から出血しているのかいまいち分からず、汚れた手で不用意に触るのもあれなので、とりあえず放置したまま下へ降りて行きました。
作業車のミラーを見たら鼻の少し横の辺りから出血していたので、とりあえずタオルで押さえたりしていたらその内出血量は減りました。
こういう時、怪我をしたらさっさと病院に行くのが普通なんでしょうが、この時の私はブラック企業に毒されていたんでしょうかね。
同僚に迷惑がかかるとか、ミスをしてしまったとか、仕事は終わらせないと、などと、自分の事ではなく仕事の事を考えていたわけですよ。
なので、病院には行かず、自分で怪我の処置をやってしまったわけです。
この先はあまりしっかりと想像しない方が良いかもしれません。
水筒のお茶を傷口にかけて、固まっていた血を洗い流した後、傷口をわざと指で開いて中も洗いました。
おそらく眼鏡の割れたレンズで切ったのでしょう、そこそこ深く大きくざっくりと切れてましたね。
口の中にまで貫通していなくて助かりました。
ちなみに傷口にレンズの破片がいくつか入っていたので、これもお茶で洗い流しています。
それから持っていた絆創膏を何枚も貼りまくって押さえまくって傷口を塞ぎました。
一応ダラダラと血を垂れ流す事はありませんでしたが、ジワジワと滲んできて絆創膏が真っ赤になっていたので、見る人見る人に『どうした?どうした?』って感じで聞かれましたね。
眼鏡については予備をバッグに入れていたので、ボヤけた視界のままというのは回避出来ました。
そして、私が被っていたヘルメットは、最初に工具が当たった所からパックリと割れてヒビが入っていました。
当然もう使えませんので、おしゃかです。
その後、特に病院などに行く事もせず、それどころか消毒などもしないまま、ただただ絆創膏を貼って押さえるだけの処置とも言えないような処置を続けました。
本来なら何針か縫うような傷だと思うんですけどね……。
幸い、身体の何処かに影響が出る事も、菌やウイルスが入り込んで体調を崩すという事もありませんでした。
ですが、これを見ている皆さんは絶対にマネはしないでください。
私もあの時は頭がどうかしていたとしか思えませんから。
あれから10年ほど経ちますが、未だに傷跡は残っています。
薄くなったり小さくなったりする様子はありませんので、一生付き合って行くことになりそうです。
恐ろしいのは、今回眼鏡のレンズが割れていたので、運が悪ければ眼球に入ったり直撃したりで下手すると失明していた可能性がありました。
ヘルメットをしていなくて頭に直接当たっていたら、たんこぶどころじゃ済まない大怪我になっていた可能性もあります。
不幸中の幸いと言って良いのかは分かりませんが、傷跡が残るだけで済んでいるのですから、文句は言えません。
そもそもは私のミスもあるのでしょうし。
つまりは安全管理と安全対策は取っておいて無駄ではありませんし、人はミスをする生き物なので、いくら気を付けていても事故は起きてしまうと仮定しないといけません。
まあいろいろと書きはしましたが、要はバカはバカをやってしまうものだ、と笑ってもらって反面教師にでもしてもらえれば幸いです。
皆さんは怪我などされぬようにどうかお気を付けください。