たかやの適当雑記帳

適当がモットーです。

熊本地震から7年、通信会社社員として応急復旧に行ったのを思い出す

どうも、たかやです。

熊本地震から7年が経ったそうです。

私の住んでいた家も揺れたのを覚えています。

当時は通信の応急復旧の為に、前に働いていた通信会社からひと班が熊本へ行く事になりました。

それに選ばれたのがその時私のいた班なんですよね。

確か独身だったり出張に問題がない人が多かったというのが選ばれた理由だったような気がします。

着替えやら仕事の荷物やらを高所作業車に詰め込み、朝早くから高速で熊本へ向かいました。

熊本の方へ近付くにつれて、高速道路のあちこちが片側通行になっていたり、そこかしこに見える建物の屋根なんかにブルーシートが張られたりしていました。

テレビなどで映像としては見ていましたが、やはり自分の目で生で見ると受けるインパクトが違いますね。

ちなみに他県からも応援として、通信や土木関連の業者さんが結構来ていました。

私たちの班はとりあえず電話用のケーブルや光回線のケーブルを張るのがメインになります。

とはいえ、現場に行ってもまだ崩れた土砂や瓦礫やらばっかりで、電柱が建てられない現場もありました。

そういう所はとりあえず地面の端っこやガードレール沿いにケーブルを這わせる事になります。

インフラとして通信の応急復旧が優先でしたから。

電気や土木などいろんな業者の人が復旧作業をしている中で、作業車が使えない所は同僚のみんなと通信ケーブルを担いでひたすら引っ張り歩いていましたね。

基本足元があんまり良くなかったので、いつも以上に大変だったような気がします。


他の通信会社はどうかわかりませんが、私の勤めていた所は災害とかがない限りはそうそう出張なんてありません。

私自身、初めての出張だったと記憶しています。

なんだかんだで熊本に滞在していたのは1週間ぐらいでしょうか。

短い期間ですが、それでも多少なりとはお役に立てたはずです。

まだ完了したとは言えませんが、熊本の復興に貢献出来たのは貴重な経験になりました。

と言いつつも、災害の復興支援なんてなるべくならしないで済む方が有り難いですね。

まあ私は会社を辞めてしまっているので、もう何処かへ復旧工事に行く事はないでしょうが。

2度と災害が起きない事を祈ります。