たかやの適当雑記帳

適当がモットーです。

常に全力でなんて走れません

どうも、たかやです。

今回はこちらの記事を見たのでそれについてです。

togetter.com

人間は常にベストパフォーマンスを発揮するのが前提になっているけどそんなのは無理ですよ、という話ですね。

まあそりゃそうです。

常に全力で走り続けるなんて生き物には土台無理な話ですし、例えば車だってアクセルをずっとフルでベタ踏みしていたらエンジンが壊れてしまいますよ。

適度に力を抜きつつ、時々全力で行くのが無難でしょう。

私としてはほとんどの場合を適当にやれるのが一番良いですね。

ですが、世の中そうはいきません。前職でも前々職でも常にベストパフォーマンスを求められていました。

最初の仕事である工場仕事の時は、一日の労働時間内に決められた数の製品を作らなければならない中、数分に一個のペースで作業を終わらせるという形でやっていました。

まあ単純作業なので数をこなせばこなした分だけ少しずつ早くなりますし、最終的には余裕を持って出来るようになる作業者が多かったですね。

中には出来ない人もいましたが、その場合は両隣の人にちょっとだけ作業の一部を割り振ったり、外から手伝ったりしてあげる事で何とかなっていました。

工場仕事の場合は基本的に時間内に作る製品の数が変わらないので、多くを作ろうと思ったら残業をするしかありません。

だから時間に対する仕事量は常に一定な上に作業内容もほぼ変わりませんのでペースを掴みやすく、全力でやる所と気を抜く所の緩急がつけやすいです。

 

一方でヤバかったのが前職ですね。

現場仕事なので毎回場所もお客さんも変わるし状況が千差万別でなかなか想定通りにいきません。

なので時間には余裕を持って挑みたいのですが、上から押しつけられる仕事の量があまり余裕を持たせてくれません。

絶対に時間内に終わらない量を毎日毎日やらされ、常に急ぎ足でもミスはなく、たとえやらかしてもリカバリーが出来るような速度でひたすら仕事をやり続けるなんて到底無理です。

まあ中にはそれに近い事が出来る同僚もいましたが、会社にはそんな人ばかりじゃありませんし、だからと言って毎回その人のいた班が時間内に仕事を終わらせていたわけでもありません。

どんなに優秀だろうが仕事が早く出来ようが、物理的に無理なものは無理なんです。

ベストパフォーマンスを常に叩き出してもどうにもならない仕事量をいつも背負わされるなんて経験はもう絶対にしたくありません。