どうも、たかやです。
今日19日からガソリンの補助金が減額になるのでガソリン価格が値上がりするそうです。
値段が安いうちに入れてしまおうとしたらしく、駆け込み給油の人でスタンドが混雑していたとか。
私自身としては、数年前に車を手放して以来まったくと言って良いほど運転しなくなっていますから、「車に乗る人は大変だな」と他人事のように眺めていました。
ですが、よくよく考えてみれば自分が車に乗らないからと言って、ガソリン価格の値上げが無関係とは言えません。
何せ今の世の中、物流のトラックや製造の際の燃料などありとあらゆる場面でガソリンや軽油が使われています。
つまり製造コストや運搬コストの値上げにも繋がるわけですから、このまま値上がり状態が続くか更なる値上げが起こればその分、負担として価格転嫁され物価高の原因になってしまいます。
ま〜た生活が苦しくなってしまうのかと、暗澹たる気分に襲われて嫌になりますね。
ちなみに車で言うと、ガソリンだけではなく軽自動車の維持費も値上げされるそうです。
来年の1月から自賠責の保険料が170%、車検費用は平均で120%、修理費用も平均で170%の負担増になるとの事。
軽自動車は維持費が安くて家計に優しいはずだったのが、今や車自体が家計の負担として重くのし掛かるようになっています。
田舎の足として無くてはならない物ではありますが、まるで町中の高い家賃のようにそれがかえって自らの首を絞める事になっている現状はまったくもって笑えませんね。
何年か前からレギュラーのガソリン代が高くて困ると思っていたら、今や同程度まで灯油の値が上がり、レギュラーなんて来年には200円を超えるのではなんて考えが現実味を帯びてきてしまいました。
昔はレギュラー1リットルが100円超えない程度だったのが遥か彼方の蜃気楼のようで、懐かしくもあり信じられない思いでいます。
政府はガソリン税の上乗せ分である暫定税率を廃止する方向で進めてはいますが、『いつまで』に『どのような方法で』廃止するのかは決まっていません。
今の政府だと暫定税率を決めた時みたいにズルズルと期限を引き伸ばし、挙げ句の果てには少しでも税金を搾り取れるように少しずつ暫定税率を減らしていくという手を取りかねません。
国民の負担になる増税はさっさと決めるのに、生活向上のための減税は言い訳ばかりで遅いという声はよく聞きます。
実際の所はどうかわかりませんが、そう思ったり感じる程度には増税や負担増のニュースが多いわけですよね。
今の日本では生活が便利にはなっても、楽になる事なんてそうそうないのかもしれません。
働けど働けどなお我が暮らし楽にならざりけり。
結局今も昔も変わらないようで、石川啄木の歌が胸に沁みます。